夏に咲く花 夾竹桃

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小学校6年生の修学旅行先は広島でした。(当時、大阪北部の小学校はほとんどが広島へ行ったように記憶しています)
授業の中で、原爆や戦争に関するさまざまな学習や調べものをして班ごとに「旅のしおり」を作成。それを持って平和記念資料館へ行きました。

怖かった。
ひたすらに怖かった。
 
とくに「死の斑点が出た兵士」の写真が脳裏に焼き付いて、修学旅行から帰ってしばらくは夢に見て、何度も泣きながら目を覚ましました。
 
ごめんなさい。
戦争の犠牲になった方に、怖いだなんて言ってごめんなさい。
ご本人やご家族には本当に申し訳ないと思います。
ただ、私はこの「怖い」の感情は間違っていないんだと思うのです。
 
以前、「こどもがトラウマになるから、戦争漫画を学校に置かないで欲しい」という記事を見ました。
どれくらいの程度で”トラウマ”というのか、私にはよくわかりませんが、私にとってはあの兵士の写真は、”トラウマ”にあたるのかも知れません。
今でも、あの時目にした資料や展示物の怖さが忘れられなくて、自ら進んで、平和記念資料館に再び足を運ぶことは考えづらいですが、それでもやっぱり、あの多感な年頃に現地を訪れて、自分の目で見て心で感じられたことは貴重な体験だったと思います。
あんなことが自分や自分の家族、友達の身に起こったらどうしよう、と子どもながらに考えて、「戦争は嫌だ」と心から思いました。
 
今更ながら、私が通った小学校の先生や教育方針に感謝します。
 
今日は74回目の原爆忌。
戦争で犠牲になった方々の魂の遺言を決して忘れないよう、自分に何ができるか考えて生きていきます。

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夏に咲く花 夾竹桃
戦争終えたその日から 母とこどものおもいをこめて
広島の野に咲いている
(夾竹桃のうた 【作詞】 藤本 洋【作曲】 大西 進 より)


#photoACフリー素材クリエイターtoyさん

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